心に響く手紙『手紙 〜親愛なる子供たちへ〜』「とよべかわらばん」に掲載されていました。介護をされている方必見です!

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毎月1日になると、多可町やJAみのり、社協だより等の広報が届きます。
その配り物の中に、豊部集落の月の予定が載っている「とよべかわらばん」もあります。
その「とよべかわらばん」に、心に響く文章が掲載されていたので紹介します。

「とよべかわらばん」を書かれた方は、1月に旅行へ行かれたそうです。
ホテルの大浴場に行く途中の壁に、きれいな字で書かれた大きな額があり、あまりの達筆さに立ち止まって読まれたそうです。

 

『手紙 〜親愛なる子供たちへ〜』

年老いた私がある日 今までの私と違っていたとしても
どうかそのままの私のことを理解して欲しい
私が服の上に食べ物をこぼしても 靴ひもを結び忘れても
あなたに色んなことを教えたように 見守って欲しい

あなたと話す時 同じ話を何度も何度も繰り返しても
その結末をどうかさえぎらずにうなずいて欲しい
あなたにせがまれて繰り返し読んだ絵本のあたたかな結末は
いつも同じでも私の心を平和にしてくれた

悲しいことではないんだ 消えて去って行くように見える私の心へと
励ましのまなざしを向けてほしい

楽しいひと時に私が思わず下着を濡らしてしまったり
お風呂に入るのをいやがることきには思い出して欲しい
あなたを追い回し 何度も着替えさせたり 様々な理由をつけて
いやがるあなたとお風呂に入った懐かしい日のことを

悲しいことではないんだ 旅立ちの前の準備をしている私に
祝福の祈りを捧げて欲しい

いずれ歯も弱り 飲み込むことさえ出来なくなるかも知れない
足も衰えて立ち上がる事すら出来なくなったなら
あなたが 弱い足で立ち上がろうと私に助けを求めたように
よろめく私にどうかあなたの手を握らせて欲しい

私の姿を見て悲しんだり自分が無力だと思わないで欲しい
あなたを抱きしめる力がないのを知るのはつらい事だけど
私を理解して支えてくれる心だけを持っていて欲しい

きっとそれだけで それだけで 私には勇気がわいてくるのです
あなたの人生の始まりに 私がしっかりと付き添ったように
私の人生の終わりに少しだけ付き添って欲しい

あなたが生まれてくれたことで私が受けた多くの喜びと
あなたに対する変らぬ愛を持って笑顔で答えたい

私の子供たちへ
愛する子供たちへ

いろいろと調べてみると、原詩はポルトガル語で書かれ、原作者は不明。
この詩に、「水曜どうでしょう」の『1/6の夢旅人』でも知られる、樋口了一さんが曲をつけ、歌っておらます。

この「手紙」を初美さんと読んで、二人とも号泣でした。
初美さんは、これから待ち受ける老いへの思いに。
私は、これから初美さんを看取りたいと思う覚悟を。
それぞれ感じ方は違いますが、いろいろな思いが心を揺さぶりました。

今、子育てに追われ、ヤキモキしながらも愛情を注ぎ続けている現状と、
この詩がより重なって考えられ、この気持ちを忘れてはいけないと思い投稿しました。

「とよべかわらばん」の最後に、
『「親の面倒を見る」と考えるから辛くなるのかも。
自分が子どもの頃にしてもらったことと同じ事をちょっとだけお返しをする。と思えば、同じ行動でも気持ちが楽になるのかもしれませんね。』
と書かれておられました。
この「手紙」に出会えた事に感謝です。

コメント

  1. 横矢仁美 より:

    感動で泣ける〜!介護って想像以上に大変できっと身も心もクタクタになるんだろうけど、確かに姉がクタクタになりながら育児してたな〜って思い出しました。いずれかは迎える現実にこんなに優しく穏やかな気持ちで向き合えたらな〜って。保存しときます!初コメントでしたー

    • 初美宮崎 より:

      コメントありがとう!
      育ててもらった感謝の気持ちを、また介護が必要になった時にお返しできたらいいですね。